2009/03/30
小沢代表、李長春中共政治局常務委員ら一行と会談
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小沢一郎代表は30日午後、党本部で、李長春・中国共産党中央政治局常務委員ら一行の表敬訪問を受けて意見交換し、両国の友好関係を確認した。民主党からは、輿石東代表代行、鳩山由紀夫幹事長、前原誠司副代表、山岡賢次国会対策委員長(日中「交流協議機構」事務総長)、奥村展三総務委員長代理(役員室担当)が同席した。
冒頭の挨拶で、小沢代表は一行の来訪を心から歓迎し、「両国の政治家レベルで頻繁に交歓し、そしていっそうの友好をはかることができ、本当に素晴らしいことと思っている」と表明。桜の咲く春の良い季節の日本訪問をできる限り楽しんでほしいと語った。
李常務委員は、20年前に当時官房副長官だった小沢代表と会ったことに言及、「20年の歳月が経ったが、日本の政界において、より大きな使命・責任を背負うようになり、それを見て心から嬉しい。中日関係の発展のため、小沢代表および民主党がより大きい役割を果たすよう心から期待する」と述べた。
李常務委員はまた、両国のハイレベルの意見交換を強化し、国際的な金融危機についても、手を携えて困難を乗り越えていくことが必要であるという見解を示した。
小沢代表は、両国の友好関係を深めることには全く同感であると応じ、中国政府の日中友好に対する努力を改めて認識したと語った。また、今は野党であり国レベルの対応はできないけれども、李常務委員からの諸提案についても、民主党が主体となって努力していきたいと表明。国や個人の信頼構築も大事であり、今後とも進めていきたいとして、友好関係の推進を確認した。
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