2004/04/28
北朝鮮爆発事故へ緊急支援 義援金渡す
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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の竜川駅で22日に起きた列車爆発事故に対して、民主党はいち早く100万円相当の医療物資支援を決め、28日夕、日本赤十字社に義援金を手渡した。
列車爆発事故では死者が160名を超え、その半数近くが小学生だと報じられている。24日に現地入りした調査団(WHOなど5つの国連機関と外交団で組織)は、この地域の5分の1を超える家屋が被害を受け、現地での医療物資が圧倒的に不足していると報告している。この状況下で、中国政府、米国政府、韓国の赤十字社などは支援を決定し、日本政府も10万ドルの相当の医療物資支援を決定した。
これらを受けて、27日の民主党常任幹事会で鳩山由紀夫常任幹事から、列車爆発事故に対する緊急支援を人道的立場から行うべきとの提案が行われ、党として100万円相当の医療物資支援を日本赤十字社を通じて国際赤十字社に依頼することを決定した。
義援金は28日に、国際局長代理の近藤昭一衆議院議員が日本赤十字社を訪問して手渡した。赤十字社は「被災状況と援助のニーズを勘案し、国際赤十字との調整の上で、医療品などの支援に役立てる」と約束した。
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