2003/11/13
菅代表、岡田幹事長ら、中国外交副部長と意見交換
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来日中の戴秉国(たい・へいこく)中国外交副部長(外務次官)ら中国代表団は13日、民主党本部を訪れ、菅直人代表、岡田克也幹事長らと北朝鮮の核開発や拉致問題をめぐって意見交換を行った。
冒頭、戴副部長は総選挙における民主党の躍進を祝うとともに、日本の関係者との意見交換を次の6カ国協議に役立てたい、と訪日の理由を説明した。
菅代表は「北朝鮮問題の解決へむけて中国の役割は大きい」と述べるとともに「拉致問題が解決できなければ日朝の国交回復はない。(拉致問題での)北の対応はどうだったか」と尋ねた。戴副部長は「北朝鮮は6カ国協議に拉致問題を盛り込むことに賛成しなかった」「われわれは皆様の気持ちを理解している。(問題解決に)日本に知恵があると思う」と応えた。
また、日中間の懸案となっている靖国参拝問題についてやりとりがなされ、菅代表は「A級戦犯合祀の問題があり、(自分は)公式参拝を控える」との考えを改めて伝えた。
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