2006/07/06
小沢代表、武外務次官と会談 党の主張を伝達し働きかけを要請
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中国を訪問中の小沢一郎代表は6日午前、北朝鮮によるミサイル発射問題を受けて、中国外交部を訪ね、武大偉外務次官との会談を行った。
この中で小沢代表は、北朝鮮のミサイル発射は、わが国の安全に関わる問題であると同時に、平和と安定を求める国際社会に対する挑戦的な行為だとし、このような無法行為を許すことはできない、と述べた。そして、北朝鮮は地域の平和と安定を脅かす行動を直ちに止め、六カ国協議を含めた話し合いの場に無条件で早急に復帰すべきであるとの考えを改めて示した。
更に小沢代表は、六カ国協議や国連安保理の場における関係諸国との話し合いを通じて、事態の解決を図るべきであるとの民主党の主張を中国側に伝えた。その上で、こうした民主党の主張を北朝鮮に伝えることと、中国が、引き続き北朝鮮に働きかけを行い、情勢の安定化を図る努力を重ねていくよう、協力を要請した。
これに対して武外務次官は、適切な形で小沢代表の考えを北朝鮮に伝えたい、と述べた。
なおこの後、訪中団一行は王家瑞中国共産党中央対外連絡部長との歓送宴に臨み、午後に帰国の途に就く。小沢代表は、引き続き瀋陽市を訪問する予定。
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