2007/03/27
菅代表代行、中国・全人代常務委員会副委員長と会談
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菅直人代表代行は27日、参議院の招待で来日した路甬祥・中国全国人民代表大会常務委員会副委員長を団長とする代表団24名を国会内で迎え、会談した。
到着した代表団一行を拍手で迎え入れ、会談は国際局長の岩國哲人衆議院議員の司会進行で始まった。
歓迎の挨拶に立った菅直人代表代行は、民主党の懇談への出席に謝意を示すとともに、心からの歓迎の意を表明。そのうえで、「わが党は結党以来、中国とは友好関係にある」と語り、昨年は特に、小沢一郎代表が就任後初の外国訪問として菅代表代行、鳩山由紀夫幹事長はじめ代表団を率いて中国を訪問したことを報告した。
そして、胡錦涛共産党総書記・国家主席との会談で、両党間で「交流協議機構」を設置し、政党間の定期的かつ継続的な交流・協議を行うことで合意。これを受けて、中国共産党側は王家瑞中央対外連絡部長を民主党側は菅代表代行を責任者に、両党間で「交流協議機構」を設置したことを明らかにした。
また、民主党には日中経済促進議員連盟などもあることを紹介し、よりいっそう交流を深めていこうとの意向を示すとともに、短時間ではあるが、諸問題に関して意見交換をしていきたいと求めた。
路団長は、「民主党は野党第一党として重要な影響力をもっている」と述べるとともに、長期にわたって民主党が中国との友好関係の促進に力を注いできたことに敬意を表した。そのうえで、今年は中日国交正常化35周年であり、4月には温家宝首相の訪日が7年ぶりに実現することに言及。「中日関係がよりいっそう発展するチャンス」だとして、両国関係の相互発展を期待しているとの考えを示した。
「両国間には分岐点、相違がないわけではない」とも述べ、「対話と協議で、分岐点を解決できると信じている」とも語った。
会談には副代表の北澤俊美参議院議員、高木義明衆議院国会対策委員長、郡司彰参議院国対委員長、山岡賢次財務委員長、大畠章宏総務委員長、『次の内閣』ネクスト外務大臣の山口壯衆議院議員、近藤昭一衆議院議員も参加した。
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