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2008/03/13
中国製餃子中毒事件対策本部 第5回会議を開催
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 民主党中国製餃子中毒事件対策本部(本部長:鳩山由紀夫幹事長)は13日午後、国会内で第5回会議を開催、輸入食品の製造・品質管理体制について日本たばこ産業株式会社よりヒアリングし、活発に意見交換を行った。
 
 冒頭挨拶に立った鳩山幹事長は、問題解決が長引くことによる消費者の不安が高まる動向を懸念、「一刻も早い原因究明を」と求めた。また、この問題により日中関係にマイナスの影響が及ぶことはないと強調、「日中関係が正常に進展していくことを期待するがゆえの厳しい追及」を行い、日本側の検査体制強化も視野に、原因究明と再発防止に向けて引続き全力で取り組む方針を示した。

 日本たばこ産業株式会社は、冷凍食品への農薬混入事案に関する経過報告と今後の取り組みについて説明。自主回収開始後の取り組みの状況として、製品回収の状況、お客様からのお申し出の状況、農薬検査状況を報告するとともに、今後の安全管理体制強化の方向性として、(1)リスク低域に向けた取り組み(2)お客様への対応の強化(3)上記を担保する組織・体制の強化――の3つの柱を明示した。そのほか、今回の回収商品(天洋食品製造)の異味・異臭に関するご指摘一覧表、包材・製造工程に関する資料が配布され、詳細な説明が行われた。

 ヒアリング後の質疑応答では、袋そのものの作成過程、具体的検品体制等について質問が出たほか、今後の安全管理体制強化の方向性については、抽象的表現が多く具体性に欠けるとの指摘もあり、真の問題解決に向けてより一層の努力を求めた。

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