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2009/11/10
第3回日中交流協議機構 会議がスタート
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 民主党と中国共産党との間で定期的に開催されてきた「(日中)交流協議機構」の第3回会議が、民主党の招聘で実現した中国共産党中央対外連絡部・王家瑞部長一行らの来日を受け、10日午後都内の会場でスタートした。

 冒頭、同機構の日本側機構長代理の輿石東幹事長職務代行が、「この会議も、日中政権与党の交流の場となった。困難を伴う問題についても、議論の成果が政策として実現するようにしたい」とし、「新しい日本は歴史を乗りこえて、アジアの国々の架け橋となることを望んでいる。12月には民主党の訪中団も予定されており、更に交流が深まることを期待する」と述べ、王部長一行の来日を歓迎した。

 王部長は、国際的な協力関係について(1)どの国も単独では今回の金融危機に対処できず、グローバルな共通の課題にわれわれは直面している、(2)経済成長モデルを変える必要がある、(3)新しい歴史のスタート地点に立った日中両国が、戦略的パートナーシップを維持することが重要――といった内容にふれ、民主党が与党になったことで新しい活力が生まれると述べた。

 また、「民主党のアジア外交を評価する。ぜひ基本的政策に反映してほしい。未解決の問題もあるが、実務的に解決をすすめていただきたい。中日協力にはスピードも必要」と期待を表明した。

 王部長一行は12日まで滞在予定で、同日午後に複数の専門会議をこなし、明11日には小沢一郎幹事長の歓迎スピーチもある全体会議が予定されている。

 

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