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2005/10/01
前原代表、党本部で中国外交部アジア局長の表敬訪問受ける
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1日、来日中の崔(さい)中国外交部アジア局長一行は、前原誠司代表を表敬し、両者は、東シナ海でのガス田問題を中心に最近の日中関係について、活発な議論を行った。東シナ海のガス田開発問題について、前原代表は、「環境、核問題、東アジアの安全保障といった広い視点で包括的に物事を考える中で、海洋資源の問題もそのうちの一つとして協議していくことが重要だ。」との考えを示し、「そのためには、まず中国が東シナ海で進めている開発を停止することが必要。」と、述べた。

 同中国外交部アジア局長は、先般も胡錦濤国家主席が、日中友好政策を再確認したことを強調するとともに、今年が日中にとり節目の年であるにもかかわらず、災難な年になっており、この中、靖国参拝問題がボトルネックのもっとも重要な問題になっている、との考えを示した。

 東シナ海の開発問題については、中国に近い近海における開発に長年物力を投入してきたことに理解を求めるとともに、両国民の感情も考慮して解決策を模索していくことが必要とし、前原代表の包括的視点、長期的視点に立った対応が重要との考えに賛同の意を示した。同中国外交部アジア局長は、前原新代表のもと、民主党の闘っていく決意を感じ、それに敬意を表したいとし、民主党が活力を発揮していくことに期待を寄せた。

 民主党側同席者は、浅尾慶一郎『次の内閣』ネクスト外務大臣、若林秀樹『次の内閣』ネクスト経済産業大臣、末松義規国際局長。

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