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2006/07/11
沖縄訪問、胡主席との会談等に関し所感述べる 小沢代表、会見で
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小沢一郎代表は11日午後、党本部で定例の記者会見を開催し、今週末の沖縄訪問、郵政造反組の復党問題、胡錦涛国家主席との会談などについて、記者団からの質問に答えた。

 この中で小沢代表はまず、今週末の沖縄訪問と参議院選挙に向けた候補者擁立についての質問に対し、「沖縄で県民の支持を得ることは大変大事なことだ」とし、「県連会長とも色々状況を聞きながら、お盆前には間に合うようにと思っている」との考えを示した。また同時に、今回の沖縄訪問では、「直に基地を見、県民のお話を聞くということにしたい」として、基地問題と米軍再編についても、「日本自身にきちんとしたグローバルなポリシー、安全保障に関するポリシーが全く欠落していることに最大の問題があり、それがなくて米側と議論できようはずがない」との認識を語った。

 また、参院選協力に期待して郵政造反組に復党を求める動きが自民党内にあることに関して問われた小沢代表は、「もともと自民党には政治哲学とか、政策というのはない政党だ」とするとともに、「とにかく政権を維持するということについては何でもありという、まさにその意味では恐るべき政党だ」と指摘。「色々なことを無原則に考える政党であるということを認識していればいい」などと述べ、厳しい認識を示した。

 中国訪問における胡錦涛国家主席との会談について、改めて所感を問われた小沢代表は、「その都度、お互いに色々な問題や障害が出てくることはあるだろうが、われわれは、双方の努力で、そういう問題点は克服して、末永く日中両国の友好協力関係を続けていこうということで、お互いの合意・確認ができた」と指摘。民主党は「政権をめざしている野党第一党として、隣国の中国のトップと、いかなることがあろうとも、お互いの努力で日中両国の友好親善関係を維持し、今後とも将来に向かって発展させていこうという確認ができたことは良かったと思っている」との認識を語った。

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