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幹事長会見記録

輿石東幹事長/記者会見要旨 
2012年2月20日(月)18時01分〜18時18分 
編集・発行/民主党幹事長室(項目ごとに編集しました) 
 
★会見の模様を以下のURLで配信しています。 
http://www.ustream.tv/recorded/20577710
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■冒頭発言
○天皇陛下のご快復について

■質疑
○国民新党との関係について衆議院の選挙制度改革について渡部恒三最高顧問について最高顧問・副代表の役割についてバレンタインデーについて沖縄訪問について
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■冒頭発言 

○天皇陛下のご快復について 
 
【幹事長】天皇陛下の手術も無事に終えられて、順調に快復しておられる。すべての 
国民の皆さんがホッとされていると思いますし、皆さんと一緒に一日も早いご快癒を 
お祈りしたいと思っています。 
 
■質疑 

○国民新党との関係について 
 
【朝日新聞・二階堂記者】昨日、国民新党の亀井亜紀子政調会長が消費税増税法案に 
反対するような発言をされた。連立パートナーがこのような姿勢を示したことについ 
て、妥当だとお考えか。 
 
【幹事長】それは党が違うわけですから。亀井政調会長自らの気持ちというか、考え 
方を披歴されたということだと思います。それはそれでいいのではないか、やむを得 
ないのではないかと思っています。 
 
【時事通信・石垣記者】国民新党は、東京23区で民主党の対立候補を擁立するよう 
だ。与党らしからぬ対応かと思うが、これについて幹事長の受け止めはいかがか。 
 
【幹事長】選挙に誰を立てて、どこでどういう戦いをするか、正式に聞いていないレ 
ベルでお答えすることはかえって危険だと思います。 
 
【朝日新聞・二階堂記者】国民新党は消費税の件や東京23区に対立候補を擁立する 
など、連立パートナーとは思えない方針を打ち出している。その中でも、国民新党が 
成立を目指す郵政改革法案は民主党として必要だとお考えか。 
 
【幹事長】パートナーとしていかがなものかと、こういう質問ですね、お2人とも。 
そのことと郵政法案をどう扱うかということは別の問題ですから、私たち民主党とし 
ても、この郵政改革法案については提出している責任で1日も早い成立を目指してい 
きます。 
 
【産経新聞・坂本記者】社会保障・税一体改革については閣議決定をした後で、与党 
内のパートナーからこういう意見が出たことについて、民主党と国民新党の連携は今 
十分図れているとお考えか。 
 
【幹事長】今日は国民新党との関係に皆さんだいぶ興味があるみたいですが、それは 
やはり連立を組んでいるわけですから、きちっと話し合っていけば大丈夫でしょう。 
 
【朝日新聞・二階堂記者】現時点では連立を解消するお考えはないということでよろ 
しいか。 
 
【幹事長】そのとおりです。まあ、あまり心配しないでください。 
 
【北海道新聞・小川記者】きょう午前中に国民新党の下地幹事長が樽床幹事長代行と 
城島国対委員長に、昨日の亀井亜紀子政調会長の「閣議決定は了承していない」とい 
う発言に対して謝罪されたと思う。この謝罪によって民主党と国民新党の連携は修復 
されたと思ってよろしいか。 
 
【幹事長】樽床代行と城島国対委員長に下地幹事長がこの問題で謝罪を入れたという 
のは、今、小川さんに初めて聞きましたので、ああ、そんなことがあったのかなと、 
そういう私はレベルです。 
 
【日経新聞・黒沼記者】少し気の早い話かもしれないが、次期衆議院選挙で、国民新 
党との選挙協力は、連立与党、パートナーとして組む限りは継続するという考えでよ 
ろしいか。 
 
【幹事長】それはそうでしょう。連立を組んでいて何の話し合いもしないとか連携を 
とらないというほうがおかしいでしょう。黒沼君の質問も本当に気の早い話で、私た 
ちは任期いっぱいまで一生懸命頑張ろうと言っている。そういうことはあまり考えて 
いません。 
 
【日経新聞・黒沼記者】一方で社民党との協力は、今は、連立関係は解消されている 
が、社民党の協力がなくてはなかなか勝てない選挙区もあると伺っている。この点に 
ついてはどのようにお考えか。 
 
【幹事長】ああ、そうですか、そういう選挙区を教えてください。わかりません。 

○衆議院の選挙制度改革について 
 
【NHK・長谷川記者】今日現在でも「1票の較差」をはじめとした3点セットは合 
意されておらず、25日までの区割り審の期限にどう考えても間に合わない状況だ。 
今週開く予定の幹事長・書記局長会談で区割り審の勧告期限の延長について話し合わ 
れるか。延ばしたうえで今後どのような方針を出していかれるか。 
 
【幹事長】これは各党協議会、ここを舞台に議論してもらおうということで、前回の 
与野党幹事長・書記局長会談でそこにゆだねたと。その結論を持って、また与野党幹 
事長・書記局長会談を開いてくれというならそれに応じるし、その時点でどういう各 
党のご意見があるかはやってみなければわからないわけですから、私がここで、こう 
する、ああすると言うものではないでしょう。 
 
【毎日新聞・高橋記者】与野党幹事長・書記局長会談はいつの段階で呼びかけて開催 
するおつもりか、お聞きしたい。 
 
【幹事長】今もここに来るときに役員会で確認すればよかったが、まだ正式に聞いて 
いません。各党に呼びかけているのか、いないのか、いつということを言っているの 
か、それはちょっと確認してこなかったということです。 
 
【NHK・長谷川記者】現時点で幹事長としては25日の区割り審の勧告期限の延長 
は避けられない、それは確定したとお考えか。 
 
【幹事長】いやいや、どうするかを協議する必要があるでしょう。だから与野党幹事 
長・書記局長会談で、各党協議会に振って、そこでどうにもなりませんという話にな 
れば、上がってくるのかこないのか、そこで協議してもらえばいいわけで、それ以上 
でもそれ以下でもないでしょう。「幹事長はそれをどう考えるか」と言われても、私 
が1人で決められる話ではない。これこそ全党挙げて「どうするんだ」という話。そ 
ういう時期に来ているでしょう。 
 私がこれまで申し上げたのは、3点セットで25日までに結論を出すのはちょっと 
難しいのではないですかと、こういうことは申し上げてきたということです。 
 
【中日新聞・岩崎記者】与野党協議では、樽床幹事長代行が座長でやってきて、幹事 
長も会見の場では「25日を過ぎたら違法なので、それは避けなければならない」と 
おっしゃっていたと思う。今度幹事長会談に上がってきたとき、幹事長から何か提案 
されるお考えはないか。 
 
【幹事長】いや、私から何らかの提案をそのことにすることは、非常にまずいと思い 
ます。なぜならば、その協議会を無視することになるし、各党のご意見を、こここそ 
大事なところなのだから、各党から率直に出してもらって、そして1つの意見にまと 
まるならまとめていく。そういうことだと思います。それが民主主義の原則だと思っ 
ています。それだけこの問題は、大事な問題だと私は思っています。 

○渡部恒三最高顧問について 
 
【産経新聞・坂本記者】渡部最高顧問が次期選挙で引退の可能性について話されてい 
るが、その中で次の候補として渡部最高顧問の長男の名前も出ているようだが。 
 
【幹事長】長男? 
 
【産経新聞・坂本記者】はい。世襲に関して幹事長としてはどのようなお考えか。 
 
【幹事長】渡部顧問が息子を出すよって、私、聞いていないので。まだ出すか出さん 
か、ご自身もどうするかわからない段階で、けしからんとか、そういうことを言うの 
は僭越でしょう。世襲に対してどう思うかというのは、党の方針は1つあります。 

○最高顧問・副代表の役割について 
 
【フジテレビ・羽山記者】以前、最高顧問や副代表の役割について話し合われたと思 
うが、今日の役員会でそれについて何か確認されたことはあるか。 
 
【幹事長】いや、特別ないですよ。 
 
【フジテレビ・羽山記者】具体的に今日の役員会で、そのほかに何か話し合われたこ 
とというのは。 
 
【幹事長】ないですね。 
 
【朝日新聞・二階堂記者】今月7日の常任幹事会で、最高顧問や副代表には先頭に 
立っていただきたいということで、外交やエネルギー分野での担当をつけるお考えを 
示されていたが、その後はどのような形で物事は進んでいるのか。 
 
【幹事長】まだ正式に「こういう形で立ち上げました」とか、そういうものがないも 
のですから。それはある程度、やっていただける方々はそういう準備をしてくれてい 
るのかなと予想はしていますが、まだ、具体的にこういう形でこうなったというのは 
出てきていません。 

○バレンタインデーについて 
 
【フリーランス・安積記者】先週14日はバレンタインデーだったが、幹事長は何個 
チョコレートをもらわれたか。また幹事長になられてから、それまでと比べて増えた 
か。 
 
【幹事長】毎年数えていないので、増えたのか減ったのかちょっとわからないけれど 
も、今年はいくつもらったかと。まあ、義理チョコを含めてでしょう、30いくつか 
だと思います。これは去年よりちょっと増えたのかな、よくわかりませんけれども。 
去年きちっと数を数えておけばよかったけれども(笑)。 

○沖縄訪問について 
 
【NHK・長谷川記者】幹事長が沖縄を訪問する予定が以前あったと思うが、日程に 
ついてはどのようになっているか。 
 
【幹事長】私も周りの人たちにも言っているが、アメリカにも行く、沖縄にも行く、 
中国にも行くと、去年からそんな話ばかり出てきて、どこも実現しないじゃないか。 
これも不思議だな、あれ、嫌われちゃったのかな、みんな拒否されているのかなと。 
そうだったら困るわけでね(笑)。 
中国も去年の暮れに話がありました。総理が行かれるということで、じゃあそこは遠 
慮しようと。今度も沖縄、26〜27日で総理が行かれるということですから、そ 
りゃあやはり総理を最優先ですよ。追って沖縄にはぜひ行って、ご理解をいただきた 
いと思っています。
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