2007/05/15
与野党逆転には一層の努力必要 小沢代表が奮起を要請
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小沢一郎代表は15日、党本部で開いた常任幹事会で挨拶、7月22日投票予定の参議院選挙への取り組みについて「私自身あえて、野党で過半数を取るという高い目標を掲げている。選挙まであと2カ月しかないが、何としてもこの大目標をぜひ実現したい。その一念だ」と述べ、与野党逆転の実現に政治生命をかけて全力で闘うとの不退転の決意を表明した。
そのうえで、参院選の情勢について「基本的には、各県の同志のみなさんがキチンとそれぞれの候補者を勝たせて下さるのなら、私がいちいち地方に顔を出す必要はないが、与野党逆転という大目標を達成するためには、かなりの努力をしなければならない状況だと判断している」と述べ、党を挙げて必死になって闘う必要があるとの認識を示した。
さらに代表は、「マスコミも世間も選挙を軽んじる風潮があり、何かと言うと『選挙目当て』とか『選挙のために』とか言うが、民主主義とは最終的には選挙で決める仕組みであり、選挙こそが有権者が意思表示する唯一の場だ。国会活動も日常活動も、我々の主張に賛同していただくためのものであり、選挙で多数を獲得しなければ、国会活動はただのお話に終わってしまう」と指摘、すべての活動を参院選に向けて集約するよう求めるとともに、「みんなで力を合わせて、大いなる目標を達成し、我々の主張が現実に国政に反映できる状況をつくらなければならない。それが我々の責務だ。微力ながらその役割を果たすことが、代表としての使命だと考えている」と述べ、自ら総力結集の先頭に立つ姿勢を明らかにした。
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