ニュース
ニュース
2007/05/15
参議院議員選挙勝利に向け、党所属議員の伴侶も結束を確認


 民主党は15日、東京都内で「伴侶の会」を開き、党所属国会議員の伴侶約40人が一堂に会して親交を深めるとともに、安部政権打倒に繋がる夏の参議院議員選挙勝利に向け、民主党議員の伴侶ならではの闘い方や心構えなどについて再認識した。

 2人揃って会場に到着した菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長はそれぞれ、出席者となごやかに歓談。先に挨拶に立った菅代表代行は司会をつとめていた妻の伸子さんの日ごろの言葉を借り「ダイコンを売るように菅直人を売ってきた」伴侶としての力添えは大きなものがあるとの見方を示し、伴侶としての日々の積み重ねを続ける出席者の労をねぎらった。

 そのうえで、14日に京都府南丹市を訪れ、森林組合の皆さんと意見交換するとともに、森林に分け入って視察したことを報告。民主党農林漁業再生プランに続き林業再生を見すえた政策づくりに向けた視察であることを明らかにするとともに、「選挙は川上から攻めろ」という小沢代表の教えに繋がるものでもあると表明。「参院選はお互い元気よく取り組んでいこう」と呼びかけ、挨拶を締めくくった。

 続いてマイクを握った鳩山幹事長は妻である幸さんの「今日のコメントはよかった」といった指摘が大きな励みになるとして、伴侶として暖かい声をかけ、議員の行動を支えてほしいと出席者に要請。その上で、再選を目指して参院選に立候補する山本孝史、岩本司、ツルネンマルテイ、若林秀樹各参院議員の伴侶を紹介。山本議員は特にガンであることを公表し、求められるガン対策について先頭になって取り組んでいることを明らかにした。

 「みなさんにはぜひ助けていただきたい」と語った鳩山幹事長は、伴侶でチームを編成するなどして参院選候補の各陣営へ入り、参院選では伴侶ならではの視点で選挙応援を行ってほしいと求めた。

 なお、会の冒頭では所用で欠席した小沢代表の妻である和子さんからの「参院選まで2カ月あまり、お互い力を合わせて乗り切りましょう」とのメッセージが読み上げられた。
記事を印刷する