ニュース 2007/06/01 国民に理解してもらえる論戦を　参院議員総会で菅代表代行が激励 　参議院民主党・新緑風会の議員総会が１日午前、本会議に先立ちに国会内で開かれ、輿石東参議院議員会長が冒頭の挨拶に立った。 　輿石会長はまず、１日未明まで続いた衆議院本会議について「安倍総理は国民がいること、議院制であること、参議院があることを無視している」と怒りを表明。「覚悟をもっていかなかればならない」との決意を語った。 　続いて、激励に訪れた菅直人代表代行は「衆議院では強行強行の中で突破されてきた。参議院の審議の中で、国民の皆さんに理解していただき、今の政府に任せることはできない、と（国民のみなさんに）思ってもらえるような論戦を」と呼びかけた。 　安倍首相が強行な姿勢をさらに推し進め、公務員制度改革法案までも採決に持ち込もうとしていることについても、「天下りをを促進するような法案については、反対するという姿勢で挑んでいってほしい」と要請。また、参議院選挙に向けては、「（訴えていく）内容は国会の議論が中心になるが、それをいかに伝えていくかにも力を入れていきたい。いい中身をどううまく伝えていくかのか。それぞれの力を大いに活用し、全党一致で挑んでいこう」と呼びかけた。 　小川敏夫幹事長は夏の参議院選挙に向け、「安倍総理の暴走に対する議会制民主主義を守るための戦い」と述べ、より強固な結束を促した。 　郡司彰国会対策委員長からは今後の協議日程について報告があった。