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2007/06/02
参議院選勝利へ意思統一図る  全国幹事長・選挙責任者会議




 全国幹事長・選挙責任者会議が2日午後、党本部で開かれ、夏の参議院選挙に向けて、意思統一を図り、与野党逆転・勝利を誓い合った。

 冒頭、菅直人代表代行が、「見通しでは7月5日スタート、22日投票で参議院選挙。国民の皆さんに、共感、実感をもって我々の主張を受け止めてもらえるか。どういう形で示すのか。キャラバン隊を考えているが、演説ではなく、町から町へサーカスが移るような形を企画している。多くの若者、国民の皆さんが楽しく、体が動くようになれば、政策の内容では自民党に負けないので、圧倒的な勝利になるのでは。参議院選での勝利を政権交代につなげていく。そうしておかしくなった日本をまともな国に立て直していく」と挨拶、参議院選挙での勝利を訴えた。また、衆参の同日選挙の可能性にも言及した。

 次に、鳩山由紀夫幹事長が、選挙戦の概要について、広報・宣伝、遊説計画などを中心に報告。鳩山幹事長はこの中で、「今回の参議院選挙。すべての選挙に比べて極めて重い意義を持っている。引き分け、よく戦ったという総括は今回はない。この認識を是非していただきたい。与野党逆転がならなかったら負け。見事勝利をつかんだとき、日本の政治を大きく転換させることが出来る」と、選挙の意義を訴え、全国の意思統一を求めた。さらに、衆議院の小選挙区に候補擁立を改めて急ぐよう指示した。

 この報告を受け、国会の外に出て、国民運動をなどの積極的な意見や、質問が出された。これらの意見には積極的に受け止めるとの答弁がなされた。

 次に、松本剛明政策調査会長が、参議院選挙政策のリスト、重点政策の候補について説明。「この点が抜けている、ここをもっと打ち出してほしい」などの要望、意見を出してほしいとした。

 質疑では農業政策、高等学校の無償化、医師不足などの面でさらに強く主張を打ち出すべきとの意見が出された。

 最後に、輿石東参議院議員会長が、「7月22日投票、後49日。勝たなければならない。本部も汗をかく。心を一つに」と挨拶した。
 
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