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2007/06/05
参院選1人区での総決起を 菅代表代行が要請
 菅直人代表代行は5日、党本部で開いた常任幹事会で挨拶、公示まで1カ月となった参議院選挙の帰趨が1人区での勝敗にかかっていることを力説したうえ、「民主党はまだ1人区の過半数どころか、3分の1も固め切っていない。お互いに頑張らなければならない」と述べ、「消えた年金」問題などでの一時的な追い風に惑わされず、全力で運動を展開するよう呼びかけた。

 また、鳩山由紀夫幹事長は参院選の情勢について「厳しい状況が続いており、29の1人区の過半数をとるのは至難の業だ。しかし、それをクリアしないと、野党が過半数をとることはできない。ぜひ至難の業を実現したい」と決意を明らかにした。

 鉢呂吉雄選挙対策委員長も「民主党候補は新人が多く、あと1ヵ月で知名度を上げることが課題だ。衆議院の方々も自分の選挙と思って戦ってもらいたい」と要請した。
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