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2007/06/19
3野党幹事長、衆院懲罰委員会における与党の暴挙に河野議長に抗議


 鳩山由紀夫幹事長、平野博文国会対策委員長代理をはじめ、社民、国民新両党の幹事長は19日午前、河野洋平衆議院議長に対して申し入れを行い、内山晃議員を30日間の登院停止とする懲罰動議を野党欠席の中で可決した18日の衆議院懲罰委員会における信じがたい暴挙に対し、強く抗議した。

 「まったく不当なやり方である」と鳩山幹事長は申入れ後に改めて指摘し、野党抜きでの委員会採決であるうえ、本来なら常任委員長の解任は本会議で行われるものであることを強調。それを行わなかったうえ、委員長解任があいまいな状況のまま、本来民主党の代理が委員長の任につくべきところを自民党の筆頭理事が勝手に議事を進行して、動議を可決させた委員会運営について、河野議長に厳しく抗議したことを報告した。「河野議長も抗議に対し、『ありうべからざることがおこった』とおっしゃった」として、理解を示したことを明らかにし、「河野議長は与党からばかり話を聞いて、野党から話を聞いていないのではないか」とも指摘。そのうえで、「議運委員長と協議して、委員会に差し戻してほしい」と要請したと語った。

 
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