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2000/04/12
「イタリアに習ってぜひ政権とりたい」菅政調会長ら伊下院訪日団と会談
菅直人政調会長は12日、党本部を表敬訪問したルチアーノ・ヴィオランテ議長(左翼民主党)を団長とする初のイタリア下院訪日団の一行と会見し、日伊両国議会の親善を深め合った。樽床伸二・島聡・桑原豊・前田武志各衆院議員が同席した。

 菅政調会長は、「以前イタリア下院の与党会派である『オリーブの木』に大きな関心をもっていた。政権交代を経験したイタリアに習って、ぜひ民主党も政権をとりたい」とあいさつ。さらに、日本と同じく財政赤字で苦しんでいる同国の対策について聞いた。ヴィオランテ議長は、「歳出削減を7〜8年間続け国民も苦しんだが、ようやくGDPの財政赤字比率も低下し、経済も成長軌道に乗ってきた」と答え、さらに「日本のIT産業を学びたい」と述べ、両国の交流を強めたいと表明した。
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