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2007/07/03
久間防衛相の責任を徹底追及 菅代表代行が常幹で表明


 菅直人代表代行は3日、党本部で開いた常任幹事会で挨拶、久間防衛相の「原爆投下はしょうがない」との発言について、「許しがたい発言だ。国会では集中審議を要求し、発言の真意を追及、防衛相の罷免を求めていく。国会が閉じても、国民の運動を展開していくべきだ」と徹底した取り組みを求めた。

 また、1日、民間シンクタンクの主催で開かれた小沢一郎代表と安倍首相との党首討論において、首相が根拠不明の数字を一方的に並べて、民主党の主要政策について「財源が詰まっていない」などと誹謗中傷を繰り返したことに対して、菅代表代行は「無責任な数字を挙げて無責任な批判をしているのは許せない。例えば、我々の主張する高校の無償化について、首相は9兆円必要と批判したが、民主党の試算では3000億円で十分にできる。無責任な批判にはきちんと答え、真正面から打ち返すべきだ」と述べ、全党を挙げて自民党に反論していく考えを明らかにした。

 さらに、次期衆議院選挙の公認内定候補などを決定した。公認内定候補は、千葉2区・黒田雄さん(新・千葉県議会議員、48歳)、千葉11区・金子健一さん(新・元一宮町議会議員、49歳)の2人。これで、公認内定は92人となった。

 また、参議院選の比例区公認候補の若林秀樹さんの公認を取り消した。
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