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2007/07/04
鳩山幹事長、大津市内で「豊かな故郷創りのために皆さんの力を」と訴える


 鳩山由紀夫幹事長は4日午後、滋賀県大津市内で街頭演説を行い、豊かな故郷を創るために是非、皆さんのお力を民主党に貸していただきたいと訴えた。

 「皆さんの故郷をもっともっと豊かで、楽しい故郷に変えて行きたい」と語った鳩山幹事長は、そうした故郷にしたいと思ったとき、政治が何かおかしいなと感じている方が多いのではないかと分析。地方を切り捨てていく自民党政治に不満、不安を持つ国民がたくさんいることを指摘した。

 また、3日に辞任した久間防衛大臣の問題にふれ、「原爆を投下したことは仕方がないことと本心ではまだ思っているようで残念でならない」と述べ、そうした大臣不適格者を抜擢した安部首相の任命権者としての責任を厳しく追及していく考えを表明した。

 さらに、年金問題に関して、「私たちの年金は大丈夫なのかと心配している方がたくさんおられると思う。もし来るべき参議院選挙で安部政権に信任を与えてしまったら、この消えた年金問題を世の中から消し去ってしまいかねない」と述べ、この問題を解決するために民主党に力を貸してほしいと訴えた。

 とくなが久志民主党滋賀県参議院第2総支部長は、「私は県議会議員を2期8年務めるさせていただき、地方政治の最前線でさまざまな経験をつませていただいた」と話した上で、「今の国政のおかしさ、矛盾点、不正、そういったものをしっかりと正して行きたい」と表明。政治とカネの問題、消えた年金問題、定率減税廃止と住民税の負担増、久間問題等を列挙し、「今の安部政権はたががゆるぎきっている」と厳しい口調で批判し、民主党への更なる支持を訴えた。

 川端達夫副代表は「民主党は、皆さんの暮らしのために政治に取り組んでいく」と「国民の生活が第一。」とする民主党の政治姿勢を強調。「皆さんのご支援、ご理解をいただき、政治を一度変えよう」と訴えた。
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