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2007/07/05
参院の過半数獲得、国民の生活第一の政治実現誓う 両院議員総会




 小沢一郎代表は、5日午後党本部で開かれた両院議員総会で、「国民の皆さんの理解を得て、参議院での与野党逆転、過半数を獲得の目標に向かっていきたい。私も全力で頑張るので、皆さんにも大きな目標を達成できるようさらに健闘を願いたい」と檄を発した。

 また、この日会期を終えた国会に触れ、「衆参の皆さんの活躍によって、安倍内閣のでたらめな政治、国民の皆さんの生活を軽視する政治を浮き彫りにできた」と総括した。

 総会では、次に鳩山由紀夫幹事長が、「強行採決の連続の姿に国民の批判は高まっている。久間防衛大臣の暴言は、緊張感のない政権の現われ。この発言の非を訴えていただきたい。自公融合政権より私どもはいい仕事をしている。日本に民主主義を蘇らせる闘いが参議院選。1人区29のすべての勝利へ最大限の努力を」と訴えた。

 次に、赤松広隆副代表が、政権政策委員会委員長として、マニフェストの中身となる、政策の柱10本、重点政策50について説明、了承を求め、了承された。

 続いて、松本剛明政策調査会長が、先日行われた小沢代表と安倍首相との討論で、首相が述べた、党の政策の実現にかかわる予算への非難について反論した。松本会長は、数字を挙げた上で、「現状の予算、お金の流れも理解していない宰相。暗記し損ねた」と酷評した。

 次に、輿石東参議院議員会長が、勇退する参議院議員、朝日俊弘さん、小林元さん、佐藤道夫さん、和田ひろ子さんを紹介、また、出席できなかった、伊藤基隆さん、角田義一さん、今泉昭さんが勇退すると報告した。

 最後に菅直人代表代行の音頭で、参議院選の勝利に向けて頑張ろうを三唱した。
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