2007/07/12
与野党逆転のホームランを 名古屋で鳩山幹事長
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鳩山由紀夫幹事長は12日、愛知県名古屋市内で行われた集会で与野党逆転に向けた、熱い思いを訴えた。
鳩山幹事長ははじめに、米国メジャーリーグのオールスター戦において日本人初のMVPを獲得したイチロー選手の話を紹介。そのうえで、「小沢一郎代表のランニングホームランは難しいが、与野党逆転のホームランを打つため全力を注いでいる」として、政権交代への足がかりとなる与野党逆転に向け、ともに戦う決意を改めて表明した。
そのうえで、「今の社会は、真面目に一生懸命努力している者が報われず、おかしくはないか」と指摘、「野党ではあるが政治家の一人として責任を痛感している」と述べた。2年前の衆議院郵政解散総選挙での自民党圧勝により、「それまで民主党が築き上げてきた政治が逆戻りした」との危機感を示し、巨大勢力を盾に問答無用、弱肉強食の政治を横行させる安倍政権を批判。「緊張感のある政治を取り戻そう」と集まった聴衆に呼びかけた。
鳩山幹事長は、民主党の政策の柱として3つのセーフティネット(1)年金(2)子育て・教育(3)農業――を掲げ、「国民の生活が第一」の政治方針を改めて強調した。
集会後には、名古屋市内の地下街を歩いて挨拶。多くの有権者と触れあい、民主党の政策を訴えた。
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