2007/07/20
政権交代で税金の使い方を変えよう 埼玉・春日部市で前原衆議院議員
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前原誠司衆議院議員は、20日午後、埼玉県春日部市内で演説を行い、日本の政治、官僚組織を変えていくためには政権交代しかない、と強く訴えた。
前原議員は、「この国の税金の使い方は間違っている。その象徴が天下りだ」と演説を始めた。まず「緑資源機構」を例に挙げ、天下りによっていかに役人が利益を得て、税金をムダづかいしているかを説明した。そして「『消えた年金』は記録だけではない。皆さんの納めた保険料が本当に消えている」と説明を始めると、聴衆は一層真剣な表情で演説に聞き入った。グリーンピアを始め、年金保険料がムダづかいされた金額は6兆円以上。これを前原議員は、自民党政治が官僚を野放しにし、官僚が官僚天国を謳歌した結果だと厳しく批判し、「まさに官尊民卑の発想だ。総理は『美しい国』というが、『卑しい国』だ」と断じた。
さらに前原議員は2年前の郵政解散に触れ、当時の国民が期待したのは、改革を進めることだったが、安倍内閣が「年金保険料流用法案」や「政治資金規正法改正案」を強行採決によって成立させたことについて、「改革に逆行するものだ」と切り捨てた。そして「権力を持っている人だけがいい思いをするのが今の政治だ。権力に座る与党を変える、ムダづかいの仕組みを変えるには政権交代しかない、それを実現しよう」と訴えると、聴衆からは大きな拍手が沸いた。
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