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2007/07/24
鳩山幹事長、栃木県で党への支持訴え



栃木県真岡市内で民主党の政策を訴える、鳩山幹事長。


 鳩山由紀夫幹事長は24日午後、栃木県真岡市内で行われた街頭演説会で、民主党への支持を訴えた。

 鳩山幹事長は冒頭、一人ひとりが尊厳と信念を持ち、互いに相手を尊敬しあう「共生」の考え方が重要だと指摘。生活保護を打ち切られての孤独死や、生活苦による無理心中など、最近報道された痛ましい事件に言及した上で、安倍政権下における現代社会は共に生きるどころではない、弱肉強食の世の中になっていないかと聴衆に問いかけた。

 大規模農家に配慮した農業政策、国民の皆さんに9兆円近い負担を課す定率減税の廃止など、政府与党によりおかしな政治が行われていると例を挙げて、「国民の生活が第一。」の政策を提案する民主党を応援していただきたいとした。

 また、約6兆9000億円の年金保険料が、年金給付以外に流用されていたという報道に言及。年金事務費を含め、年金支給以外への保険料流用を一切禁止する民主党の「年金保険料流用禁止法案」を、政府与党は一顧だにせず、保険料がこれからも流用されかねない与党案を数の力で通したことを紹介、この状況について、強い怒りをもってご理解いただきたいと訴えた。

 山岡賢次衆議院議員(財務委員長)もマイクを握り、生活者・勤労者の生活を守る政治を実現させようと力強く訴えた。
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