ニュース
ニュース
2007/08/06
与野党国対委員長会談で臨時国会について協議 高木委員長




 民主党の高木義明国会対策委員長は6日午後、国会内で、与野党国対委員長会談に出席、終了後に記者会見した。

 高木国対委員長は冒頭、同日が62回目の広島・原爆の日であることに言及。「核廃絶と被爆者援護のために、さらに我々は決意を新たにして、とりわけ国会活動に取り組んでいきたい」などと語った。

 菅直人代表代行が党を代表して広島市主催の「原爆死没者慰霊式並びに平和記念式」に出席したこと、民主党の核軍縮促進議員連盟(会長・岡田克也副代表)や被爆者問題議員懇談会(会長・高木委員長)の所属議員が、被爆者との懇談や有識者との意見交換等を行ったことを述べた。

 与野党国対委員長会談の概要について、高木国対委員長は、与党側から臨時国会の日程に関する話があり、各党が意見表明したと報告。民主党は、会期を4日とする理由や所信を述べていない小池防衛大臣の外交日程を質し、参院選で示された民意に添って重要な案件を議論すべきだと主張した。与野党で意見交換の後、会期は衆院議院運営委員会で議論することとした。

 高木国対委員長は「さらに謙虚になって、参院選で示したマニフェスト、3つの約束や7つの提言を、ひとつでも実のあるものに実現する。もっと分かりやすく国民にわが党の政策を示す努力をすることが重要だ」と臨時国会にあたっての所信を語った。

 
 
 
記事を印刷する