2002/08/30
日朝首脳会談の決定について(談話)
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民主党 ネクスト・キャビネット
NC外務・安全保障大臣 伊藤 英成
来月、初の日朝首脳会談が平壌で開催されることになった。北朝鮮の対話姿勢への転換により、停滞していた日朝交渉に新たな展開がもたらされることを歓迎したい。
日朝間には、拉致問題、核・ミサイル問題等の懸案事項があり、これまでも対話を図ってきたが何度も頓挫してきた。首脳会談においては、先の日朝局長級協議等を踏まえ、日朝間の諸懸案事項について政治的な決断がなされることを期待する。特に、拉致問題については、人道的な面からも早急な解決が図られるよう最善を尽くすべき
である。
今回の首脳会談において、諸懸案事項の解決に向けて真摯かつ誠意ある対話がなされ、日朝間の信頼関係が着実に築かれ、両国間の国交正常化、ひいては北東アジア地域のさらなる安定につながる契機となるよう、総理が広い視野と歴史的な視点に立って、粘り強く交渉に臨むよう求めるものである。
以 上
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