2000/04/25
民主党の「公共事業コントロール法案」骨子を発表
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民主党のネクスト・キャビネット(NC)は25日、東京・四谷でシンポジウム「市民と見直す公共事業」を開き、民主党の公共事業コントロール法案の骨子を発表した。会場には200人近い人が詰めかけ、公共事業について真剣に議論を展開した。
前原誠司NC社会資本整備担当大臣が発表した公共事業コントロール法案は公共事業のムダをなくし、環境への影響をチェックするためのもので、骨子は、(1)バラバラの公共事業をひとまとめにし、二重投資をなくす(2)一定基準以上の公共事業は国会の承認案件とする(3)時のアセスメントを導入する(4)2年後の費用対効果と10年後の環境影響評価の実施――など。
開会のあいさつに立った佐藤謙一郎NC環境・農水大臣は、「今まで60カ所近くの公共事業を見てきた。そのなかで、巨大なプロジェクトに対し、市民が結集して苦しみながら闘う姿を見て涙がでるほど感動した。政治家として政党として、こうしたあり方をそのままにしていいのかという反省があった。公共事業コントロール法案を様々な活動や法案とネットワークさせ、超党派の大きなうねりとして、ぜひ成立させたい」と意欲を述べた。
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