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2000/04/25
アイルランドでも投票率アップが問題〜羽田幹事長らが同国下院議長らと懇談
民主党の羽田孜幹事長は25日、党本部でアイルランドのシェマース・パティソン下院議長をはじめとする同国議員団10人と会い、両国の選挙事情や税制、女性の政治参加など幅広い問題について話し合った。伊藤英成NC外交・安保大臣、小宮山洋子広報委員長が同席した。

 羽田幹事長は、「総選挙が近づいているが、何とか勝利したい。そのカギは近年低下ぎみの投票率アップにあると考えている」と発言。小宮山委員長は「日本では、選挙は『地盤・看板・カバン』がモノをいう。民主党はそのいずれももたない女性を立ててがんばっている」と党の取り組みを紹介した。

 パティソン議長は「アイルランドでも政治への無関心から投票率の低下が問題になっているが、なかなか改善されない。より多くの人が政治に参加できるよう候補者に国から一定額を援助することを検討している」と述べ、日本の政党助成制度について質問。これに羽田幹事長が答えるなど、率直になごやかに話し合った。
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