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2000/01/31
オウム真理教に対する観察処分決定について(談話)
民主党司法担当ネクスト大臣 江田 五月


1. オウム真理教に対する観察処分の決定は、準司法機関である公安審査委員会が、当  事者からの意見聴取も含む所定の手続きを経て到達した結論であって、首肯しうる  ものと考える。


2. 本決定に対しては訴訟で争う道はあるが、オウム真理教の関係者はこの際、本決定  にのっとり(訴訟提起によっては執行は遮断されない)、自らの透明化をはかるこ  とを望む。


3. 本処分による観察によって、オウム関連施設の地域住民のみなさんの負担が少なく  なることが期待される。またオウム真理教の透明性が確保され、オウム関係者の存  在の危険性がないことが確認されるならば、住民票の受付拒否や児童の就学拒否な  どの事態が、関係者の努力によって改善され、オウム関係者の社会復帰の努力がな  されることをあわせて期待する。
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