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2006/05/22
緊迫する国会情勢などについて報告 参院総会で輿石参院幹事長


参議院民主党・新緑風会の議員総会が22日午後、本会議開会前に国会内で開催された。

 この日の総会では、中国訪問中の江田五月参議院議員会長に代わり、輿石東参院幹事長が冒頭の挨拶に立った。輿石参院幹事長は、会期末まで1ヶ月を切った国会情勢について触れ、「(与党が)共謀罪を強行採決すると、衆参の審議が全部止まることを知ってか知らずか、まだ強行してこない」と指摘しつつ、「しかしいつか(強行採決が)やってくる」との強い警戒感を示した。

 そして、教育基本法や国民投票法をめぐる動きについても言及した輿石参院幹事長は、昨日のNHKの討論番組等に出演した、西岡武夫党教育基本法に関する検討会座長(参議院議員)の発言を引き、きちんと国民の前に民主党の考えを示し、国民の前で議論を進めていくことの重要性を強調した。

 この後、平田健二参院国会対策委員長から今後の国会日程などについて報告があったほか、直嶋正行参院政審会長(政策調査会長代理)や郡司彰議院運営委員会筆頭理事からもそれぞれ報告が行われた。また、この日の本会議で質問を行う、櫻井充・山本孝史両参院議員からもそれぞれ決意の挨拶があり、大きな拍手と激励の声があがった。
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