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2002/01/29
鳩山代表と山井議員、DVシェルターを視察


 29日、民主党の鳩山由紀夫代表と山井和則衆議院議員がDV(ドメスティック・バイオレンス)シェルターを視察し、昨年のDV防止法以降の状況を調査した。

 DVシェルターは、夫から暴力を受けた女性らが一時的に避難できるよう設けられた施設。通常は男子禁制で、鳩山代表と山井議員は男性国会議員として初めてシェルターを訪問した。

 視察では、夫のリストラによる生活苦を契機にして暴力が始まるケースが増加しているほか、リストラにあった女性がホームレスになって避難してくるケースも目立ってきているなど、現在の不況がDVの増加の背景になっている実態が明らかになった。

 シェルターの女性スタッフからは、DV防止法に対して、民間シェルターへの委託費制度の整備、妻への半年間の接近禁止規定の延長、子どもへの接近禁止規定の創設などの要望が寄せられた。
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