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2007/09/11
「税金の無駄遣い一掃本部」を設置 「国民の生活が第一」の実現に向け


 民主党は11日、臨時国会で党を挙げて税金のムダづかい根絶に取り組むため、菅直人代表代行を本部長とする「税金の無駄遣い一掃本部」を設置することを決めた。鳩山由紀夫幹事長が同日の常任幹事会で報告した。

 これに関連し、山岡賢次国会対策委員長は「政治とカネをめぐる閣僚らのスキャンダルは、単に個人的なものではなく、構造的で根が深く、税金がムダづかいされている。税金のムダづかいを一掃すれば、民主党の政策を実行するかなりの財源が出てくる。臨時国会のテーマは、決して自民党が話題の中心に据えようとしているテロ特措法問題ではなく、民主党の主張する『国民の生活が第一』だ。自民党の作戦に乗らないようにして、本来のテーマでアピールすべきだ」と述べ、民主党が参院選で公約した「国民の生活が第一」の政策の実現に最優先で取り組む考えを強調した。
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