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2007/09/20
首班指名決選投票は野党が一致して小沢代表に 国対委会談で確認


 山岡賢次国会対策委員長は20日、野党国対委員長会談後に国会内で会見し、前回、18日に行われた同会談において、首班指名で小沢一郎代表に投票してほしいと要請した件について各党から回答を得たこと明らかにした。

 共産、国民新の両党は衆参とも最初はそれぞれの党首に投票するものの決選投票では小沢代表に、社民党については決選投票は小沢代表、最初の投票については検討中であると山岡委員長は説明した。

 「我が党としては非常にありがたいことだし、野党が結束して政権交代、世直しに向かって行くために一致している姿を具体的にお見せできることは非常に意義ある」と語った。

 会談ではまた、首班指名後の国会日程について、「速やかに国会を軌道に乗せるべき」との考えで一致。山岡委員長はその点について、「これだけ長時間、国会不在、国民不在の状態が続けていて、(代表質問を)さらに1週間先にするのは国会にとっても国民にとっても許されるものではない。すみやかに週内に国会を軌道に乗せていく」と述べ、代表質問を翌週に延ばしたいとの意向が見え隠れする政府・与党に対し、週内の実施を働きかけて行くと強調。議院運営委員会の筆頭間協議でも26日に所信表明、28日に代表質問ということで申し入れたことを説明した。
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