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2007/10/02
野党国対で衆参連携を確認 山岡国対委員長




 山岡賢次国会対策委員長は2日午後、第1回となる衆参の野党国対委員長会談後に国会内で会見を行い、会談開催の趣旨、内容について語った。

 まず、「今までにない歴史の転換といえる国会になっており、新しい局面に対応できる態勢を整えた」と、会談の趣旨を説明。衆参一体で物事を進めていくため、話し合いを通じて十分な連携をとるよう、今後は週1回程度の予定で衆参の国対委員長が一堂に会する会談を開催する方針を確認したことを明らかにした。

 また、会談では民主党から(1)自民党の大島国対委員長からテロ特措法の骨子を説明する機会を設けてほしいとの申し出があり、同日夕、国対委員会としては説明には応じるが内容の検討については外交防衛委員会に提示して行うよう要請したこと、(2)国会決議を提出することを党役員会で決定した沖縄の教科書問題について、野党共同で提出することを提案、内容については各党で案を出し合って協議したうえで、野党で一致して提出すること、(3)同意人事について衆参一体となり、最終的には各々判断するとして情報交換をしながら一致できるところは一致させること――の3つの提起をしたことを説明。それぞれについて了承、合意されたことを報告した。
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