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2007/10/03
イラク特措法廃止法案を提出し、与党の隠蔽体質えぐりだす 簗瀬参院国対委員長




 簗瀬進参議院国会対策委員長は3日午後、国会内で定例の会見を行った。 
 
 冒頭、簗瀬参院国対委員長は法案提出の状況として「年金流用禁止法案、被災者生活再建支援法改正案、障害者自立支援法改正案、特定肝炎緊急対策措置法と立て続けに提出した。さらに与党側からテロ特措新法が出されるようだが、我々はそのタイミングに合わせてイラク特措法廃止法案を提出する方向で準備をしている」との考えを示した。

 また簗瀬委員長はインド洋の給油活動について、「与党はイラクとアフガニスタンの問題を区別しているように見せかけて、一体化させている。その本質を隠そうとしている体質をえぐり出していく」との見解を述べた。

 さらに簗瀬委員長は衆参の野党国対委員長会談を行なったことを報告。その中で、現在の同意人事案件について、到底認められないとの認識を示した。今後の同意人事案件については、政調の意見を聞きながら国対で主体的に進めていくと方針を示した。

 最後に簗瀬委員長は、教科書検定問題について、日本軍が住民に集団自決を強制したとの記述を復活させるよう求める国会決議を提出するため、衆参で草案作成の作業を行なっている段階であると語った。
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