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2007/10/17
民主党本部職員等の名をかたる「詐称メール」の横行について
 さる8月末、民主党(会派)所属国会議員事務所のメーリングリストを通じて党本部から配信したメールが、元の添付ファイルを改変した不審ファイル(ウイルス汚染の可能性あり)を添付して外部の方のアドレスに多数送信されるという事態が発生しました。

 当初の調査の結果、党のメールサーバやメーリングリスト自体には異状がないことが判明しましたが、メーリングリストにあるアドレスで受信しているパソコンがウイルスに感染し、そこから流出させられている可能性もあると判断し、同リストの使用を一時停止して「流出源」の調査をしてきました。

 しかし残念ながら、メールヘッダの分析等によっても現在までその特定はできていません。さらにメーリングリスト使用停止後も、首相官邸サイトの記事など党とは無関係な内容でありながら、送信者として党本部職員・部局の名を使ったメールが、党内外に送信されるケースも現れています。したがって、この間の事態は、必ずしもウイルス感染によるものでなく、意図的に党本部職員等を装った「詐称メール」が作成・送信されている可能性が高いと判断されます。

 党本部ではサーバおよび関係全パソコンのセキュリティ強化をはじめ、再発防止のための努力を続けておりますが、上記のとおり党のメールサーバやシステムに起因するものではないため、「詐称メール」の出現を根絶することは現状では不可能と言わざるをえません。

 「詐称メール」の配信先となった方々には、ご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びいたしますとともに、以上のような事情をご賢察のうえ、ご理解・ご協力をたまわりますようお願い申し上げます。

 言うまでもありませんが、民主党が関係者以外の方に無断でメールを送りつけるようなことはありませんので、万一、不審なメールを受信された場合は、添付ファイルを開かずに削除していただきますようお願いいたします。

 なお、「詐称メール」を受信したなどの情報については、下記の担当部局までご連絡いただければ幸いに存じます。

【民主党総務局】
TEL:03-3595-9988(代表) FAX:03-3595-9991 Mail: soumu@dpj.or.jp
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