ニュース
ニュース
2007/10/24
審議拒否しているのは自民党 山岡国対委員長が会見で




 山岡賢次国会対策委員長は、野党国対委員長会談後の24日午前、院内で記者会見し、テロ対策特別委員会での審議の一環として守屋前防衛事務次官らの証人喚問が不可欠であるとして、新テロ対策特措法の実質審議の前の証人喚問を求めることで一致したこと明らかにした。

 山岡委員長は、テロ対策特措法について、守屋利権法ではないかとして、自衛艦に石油を供給している石油会社の2社の社名すら明らかにせず、情報操作、隠蔽が続いている現状を批判、防衛省の体質を問題とした。

 また、「与党が、民主党が審議拒否しているように見せたいとしている」との記者の質問に答え、山岡委員長は、「早く法案を出せと言ってきた。参議院選挙後、3カ月も経ってようやく法案を出してきたのは政府の方。私どもは審議拒否をしていない。むしろ審議を拒否しているのは自民党。(証人喚問など)都合の悪いことを拒否している」と強く批判した。
記事を印刷する