ニュース 2007/11/06 「政権交代による民主党政権樹立の意欲は人一倍ある」役員会で代表の言葉紹介 　民主党は６日午前、役員会、常任幹事会を開き、終了後に鳩山由紀夫幹事長が記者団に対し、役員会、常任幹事会の総意として小沢一郎代表に対して「続投」を強く求めていくことが再確認されたことを明らかにした。 　役員会では前日５日の役員会以降の経緯について説明するとともに、都道府県連からも小沢代表続投を求める要請が相次ぎ、全議員の会等からも同趣旨の決議が出されていることが報告された。また、５日夕、菅直人、輿石東両代表代行、鳩山幹事長の３人で小沢代表と会って慰留を求めた際、代表からは「自分は連立にこだわるわけではない。選挙に勝つ態勢をつくることが何より大事で、そのことによって政権交代を実現して、民主党政権をつくりたい。その意欲は人一倍もっている」との考えが示されたことなどが明らかにされた。さらに「心の整理に若干の時間がほしい」と語られたことが報告され、それらに対して参加者からの発言はなく、報告は了承された。 　続く常任幹事会では鳩山幹事長から党首会談の内容を含めて説明がなされ、「小沢代表の慰留を求める」とした前日の役員会の決定なども示したうえで、常任幹事会のメンバーに政権交代を求める姿を国民に見せていってほしいと求めるとともに、小沢代表続投を求めてほしいと要請。出席者からは参院選における小沢代表の貢献を評価する声があがるとともに、「政府の大方針転換」を勝ち取ったことへの評価の声があった。鳩山幹事長は、「全議員の声を聞いて早く小沢代表に戻っていただいて、一致団結して選挙に勝っていこう、政権交代を選挙で勝ち取ろうということを誓い合った常任幹事会だった」と語った。 　また、「小沢代表続投の意思をみなさんに示してもらったことは執行部としても大変ありがたい」とも述べた鳩山幹事長は、同日午後から当選期数別の懇談会を開き、党所属衆参国会議員の意見集約を行うことも明らかにした。