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2007/11/06
皆さんの意向を受けてもう一度がんばりたい 小沢代表が鳩山幹事長らに続投の意向示す


 鳩山由紀夫幹事長は6日夜、党本部で記者団に対し、辞意を表明した小沢代表の慰留を求めるため、菅直人、輿石東両代表代行と揃って小沢代表との会談を設け、その席で代表職を続投する意向が代表から示されたことを報告した。

 会談では、同日午前に開催された常任幹事会で小沢一郎代表に対して「続投」を強く求めていく方針が再確認されたこと、さらに同日午後に衆参両院議員の当選期数別懇談会を行った中での意見が報告された。

 報告を踏まえてのやりとりについて鳩山幹事長は、「多くの皆さんが小沢代表の続投を願っている。みんなで一致団結し、小沢代表を筆頭に参議院選挙の国民世論を受けて党をあげてがんばっていくことが求められる」と伝え、小沢代表からは、「恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けてもう一度がんばりたい」と語られたことを明らかにした。

 また鳩山幹事長は明日7日午後に両院議員懇談会を開き、小沢代表が続投するにあたり、新たな決意を示す方針であるとした。

 最後に鳩山幹事長は、「民主党の今回の事態を反省しながら、雨降って地固まるという状況に変えていかなければならない」と述べた。
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