民主党・新緑風会・日本提出「農業者戸別所得補償法案」が9日午前の参議院本会議で可決された。
郡司彰参院農林水産委員長が登壇し、委員会における審査の経過と結果を報告。法案の概要について、「食料自給率の向上並びに地域社会の維持及び活性化その他の農業の有する多面的機能の確保に資するため、農業者戸別所得補償金を交付することにより、食料の国内生産の確保及び農業者の経営の安定を図ろうとする」などと説明し、民主党の選挙公約との整合性、貿易自由化との関連、財源確保策などについて質疑が行われたと報告した。
法案は投票の結果、賛成多数で可決された。
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