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2007/11/09
それぞれ工夫を凝らして政策をアピール 第2回マニフェスト大賞決定




 第2回マニフェスト大賞の受賞式が9日午後、東京・六本木アカデミーヒルズのタワーホールで開催され、民主党京都府総支部連合会(京都府連)、徳島県総支部連合会(徳島県連)が表彰を受けたほか、多くの地方議員、地方議会がエントリーした。

 マニフェスト大賞は、これまで注目を集めることが少なかった地方議員の活動実績を評価し、その政策提言能力の向上を図ることを目的としたもの。

 冒頭、祝辞の挨拶に立った政権公約推進議員連盟(国会)の共同代表を務める玄葉光一郎衆議院議員は、マニフェストの普及とともに公職選挙法のゼロベースでの見直しの必要性を明示。「皆様の力で日本を、地域をリードしていってほしい」と呼びかけた。

 続いて各賞の発表が行われ、ベスト・ホームページ賞を京都府連、グッド・マニフェスト賞を徳島県連が受賞。京都府連のホームページは、見やすさ、わかりやすさが注目されるとともに、「京都スタイル」として、政治の新しいスタイルを京都から、とのメッセージを発信していることが高く評価された。受賞の喜びの挨拶に立った担当スタッフは「一番大事なことはマニフェストを実現していくこと」と、新たな決意を述べた。

 徳島県連のマニフェストは、「すべては、子どもたちのために」と銘打ち、子どもたちに焦点化したもの。漢字すべてにルビが振られ、温かいイラストが添えられたりと読み手にやさしい内容が好評を得た。徳島県連のスタッフは、受賞の喜びを語り、「この受賞を機にさらに頑張っていく」と挨拶した。

 そのほか、民主党の熊谷哲京都府議会議員がグッド・マニフェスト賞を受賞。グランプリには、福井県議会民主党・無所属系の県民連合が輝いた。県民連合のメンバーは、「たった6人の少数会派ながら、政策と政局を駆使してマニフェストを実現させうることを証明した意義は大きいと自負している」とのメッセージを表した。
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