ニュース 2007/11/14 防衛省の疑惑解明が最優先　輿石会長、参議院議員総会で 　輿石東参議院議員会長（代表代行）は１４日午前、参院本会議を前に開かれた民主党・新緑風会・日本の参議院議員総会で、防衛省の疑惑解明を第一に国会対応に臨む考えを示した。 　総会で挨拶に立った輿石会長は、国会の運営について「防衛省ぐるみの疑惑解明を最優先にする」と主張。明日午前に予定されている参考人招致と午後の守屋前防衛事務次官の証人喚問への対応をすべてに優先させると、防衛省の疑惑解明を重視する見解を述べた。 　新テロ対策特措法案への対応については「すぐに（参議院外交防衛委員会での審議に）入ることは許されない」と指摘。民主党が約１カ月前に参議院へ提出したイラク特措法廃止法案との提出順を考慮する考えを示し、「物には順序がある」と主張した。 　輿石会長は「心を合わせ参院の力量を発揮する」と議論に臨む決意を示すとともに、衆議院選挙対策本部の設置に言及して最大限の協力を行うとした。