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2007/11/15
「市民の手に政治を取り戻し、新しい政治を作ろう」大阪市で鳩山幹事長




 鳩山由紀夫幹事長は15日夕、大阪市を訪れ、約4000人の聴衆が集まったJR難波駅前で、民主党への支持を訴えた。

 冒頭、鳩山幹事長は、「大阪を変えなければいけないという思いで皆さんがここに集まってくれた」と、多くの聴衆に感謝の意を示した。

 また、大連立構想について、「大変ご心配をかけた。しかし我々は自民党政治ではなく、国民の皆さんと一緒に新しい政治をつくるためにしっかりと足固めをしていく」と新たな決意を表した。

 続いて鳩山幹事長は、過去44年間における大阪市長の選出について、「相乗りで今まで市長が決まっていたことが、大阪市民の皆さんの政治に対するあきらめを生んでしまったのではないか。見えなくなってきた市政を皆さんとともに透明な政治に変え、大阪市民の手に政治を取り戻していこうではないか」と、国民の視点に立った政治を目指すことの重要性を説いた。

 その上で鳩山幹事長は、民間出身者の視点で政治を進めることの重要性を指摘し、「皆さんで大阪に新しい政治を作っていこう」と支援を求めた。

 さらに街頭演説後には、鳩山幹事長は浪速区民センターで行われた演説会に参加。約200人の聴衆の前で「自民党政治は官僚に全て任せてしまう。今の市政は正に官僚が思うがままに動かしていた政治である」と指摘した。その上で、「我々は皆さんの声が市政に届くような、国民が主役の政治に変えていく」と、民主党が国民とともに歩んでいく政党であることを主張すると同時に、更なる支援を訴えた。
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