2007/11/18
大阪市長選で党推薦・平松氏初当選 大阪市初の民間出身市長誕生
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大阪市長選は18日、投開票が行われ、民主党はじめ国民新党が推薦した無所属で新人の元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏が36万7058票を獲得し、現職の自民、公明推薦候補ら4人を破り、初当選を果たした。
市幹部経験者が市長を歴任してきた同市では、公選制になって以来、初の民間出身市長が誕生したことになる。投票率43.61%。
当選した平松氏は「大阪市はもっとええ街ちゃうんか、なんでこないなったんか、変えようや大阪」と選挙戦を通じて訴えてきたことを振り返り、そうしたなか、多くの人が駆け寄ってきてくれ、「ほんまに変えてえや」との声の高まりを一身に受けながら戦ってきたと語った。
また、「大阪はこんな街やないっていう気持ちを訴えることによって、(その思いをますます)呼び覚ますことができたと思う。いろんな街を歩かせていただいたことによって、皆さんの力をいただき、ぼくの力になった」と述べた。
そのうえで、「本当の意味で、これから新しい大阪をつくる作業が始まる」として、市政改革にかける強い意欲を改めて表明した。
民主党は「市民の手に政治を取り戻し、新しい政治をつくろう」との思いのもと、小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長はじめ、党幹部、党所属議員が次々に大阪市入りし、応援を行ってきた。
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