ニュース
ニュース
2007/11/20
総選挙後の自民党との連立政権を改めて否定 小沢代表が会見で




 小沢一郎代表は、20日の記者会見で、総選挙後の政権のあり方について、民主党、自民党ともに過半数に達しなかった場合でも、「ありません。(党内の)皆が連立はダメだと言うからダメだ。それが一番民主的でしょ」と、明確に連立を否定した。

 また、久間元防衛大臣、額賀財務大臣の疑惑、問責決議について「衆参国会関係者の担当の判断に任せる。しかし、額賀さんの場合は、相手方、当時の職員と話が食い違っている。事実関係をはっきりさせたほうがいい」と述べ、守屋前防衛事務次官の証言と額賀財務相の認識が異なる点についてもっと説明すべきとの判断を示した。

 さらに、22日に予定されている福田首相との党首会談で、新テロ対策特別措置法について修正協議を呼びかけられた場合の対応について、「自衛隊を海外に派兵するという基本的な考えの違いだから、何回言われても、何を言われても曲げることはできない」と、新テロ対策特別措置法には反対であることを改めて明確にした。

 大阪市長選挙での民主党推薦候補の勝利については、「市役所出身以外の人の市長が初めて誕生したのは、大阪市民にとっていいこと。一般論として私どもにとってもいいこと」との感想を披露した。
記事を印刷する