2007/11/22
外務防衛部門、防衛省の利権構造の解明に向けてヒアリング
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民主党『次の内閣』外務防衛部門は22日午前、国会内で会議を開催、「防衛利権の真相に迫る」と題して、元仙台防衛施設局長の太田述正氏よりヒアリングを行った。
鉢呂吉雄ネクスト外務大臣が冒頭に挨拶、額賀財務大臣、久間元防衛大臣と守屋前防衛事務次官の関わりについて、各委員会で追及を行っていることについて「何とか真相を明らかにするかたちで皆さんの奮闘をお願いしたい」と要請した。
また、民主党のアフガニスタン支援に関する考え方について、昨日21日の『次の内閣』閣議で基本的な方針に了承を得たと報告、法案の骨子や要綱などについて論議を詰めたいとした。透明性のある調達を目指し、党内で防衛省改革に対する考え方を打ち立てる必要性を提起した。
部門会議では、防衛省の利権構造について太田氏からヒアリング。太田氏は防衛省のキャリア官僚が陥る軍事音痴と三重苦(IT・英語・会計)の状況に言及し、政官業の癒着構造を本当に正すならば、政権交代で癒着を一度断ち切るしかないと考えを述べた。
出席議員は、山形県の建設会社をめぐる守屋前防衛事務次官と額賀財務相の口利き疑惑をはじめとする様々な問題について太田氏の見解を求め、活発な意見交換を行った。
浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣は、太田氏からの指摘を踏まえて今後の法案の審議に臨む考えを示して会合を締めくくった。
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