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2007/11/26
群馬1区から宮崎岳志さんの擁立を決定 菅代行が会見で発表




 菅直人代表代行は26日午後、群馬県前橋市内で記者会見し、次期衆議院総選挙で群馬県第1区から、元新聞記者の宮崎岳志さんの擁立を決定したと発表した。

 菅代表代行は、上毛新聞の記者として地域に根ざした活動をしてきた宮崎さんの経歴を紹介。「地域のことが良く分かっている方。医療についても関心を持ち、色々な問題に取り組んでこられた」と述べ、大変素晴らしい候補者に恵まれたという考えを示した。

 宮崎さんは「『徹底した地方分権』を中心に抜本的な改革を行い、『シンプルで透明な国づくり』を進め、現在の『私物化政治』を一掃しなければ、日本に未来はない」と指摘。「政権交代によって、政官業の癒着を断ち切り、『私物化』を当たり前のこととして許してきたこれまでの政治に終止符を打つ。それこそ、日本再生、地方復活を実現する、唯一の道」と、真の政治改革に取り組む覚悟を表明した。

 なお会見で菅代表代行は、額賀財務大臣の証人喚問について記者から質問を受け、守屋前防衛事務次官は参議院の証人喚問で、嘘であれば議院証言法に基づいて偽証罪を問われると知った上、防衛商社元専務の宴席に同席した政治家として、大臣らの名前をあげたと指摘。民主党は、財務相が疑いを晴らして身の潔白を証明する場を作ろうとしており、そのために国会で証言するという方法を求めているのだとした。
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