2007/11/27
額賀財務相、守屋氏の発言の食い違いを解明する 平田参議院幹事長
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平田健二参議院幹事長は27日午後、国会内で記者会見を行い、額賀財務大臣の疑惑に対する徹底追及と新テロ対策特措法について語った。
冒頭、平田参議院幹事長は、国会終盤戦に向けて、「『国民の生活を第一』に考えた法案審議や解決しなければならない問題がたくさんある。しっかりと取り組んでいかなければならない」との認識を述べた。
また、平田参議院幹事長は、財政金融委員会で額賀財務相が守屋前防衛次官や山田洋行の宮崎元専務、ジェイムズ・アワー元米国防総省日本部長らが出席した宴席に同席していないと守屋前防衛次官の証人喚問発言と異なる答弁をしたことについて、「我々は両者の発言の食い違いをはっきりと明らかにしなければならない」と表明。疑惑解明に向け、積極的に取り組む姿勢を示した上で、「山田洋行の防衛省に対する水増し不正請求は、年間4兆8千億円の予算を使う防衛省に対する詐欺罪にもあたる。問題を解明し、改善するのは我々の責任である」と強い口調で語った。
さらに平田参議院幹事長は、「我々はこの国会中にしっかり追及していく姿勢は変わらないが、額賀財務相もすすんで事態解決に協力すべきである」とも述べ、額賀財務相に対して説明責任を果たすよう強く求めた。
最後に平田参議院幹事長は、新テロ対策特措法(給油新法)について、「我々は法案審議の引き伸ばしを行なっているつもりはさらさらなく、一日も早く審議に入り、しっかりと議論を尽くすべきだと考えている」と表明。その前提として改めて額賀財務相発言の真偽を問うことを強調した。
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