2007/11/27
真実を国民に明らかにするためには証人喚問を 山岡国対委員長
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山岡賢次国会対策委員長は27日午後、国会内で記者会見を行い、参議院財政金融委員会で額賀財務大臣の証人喚問と守屋氏の再喚問を要求するとの方針を示し、本日中に同委員会理事会で決定する運びとなっていることを明らかにした。
山岡国対委員長は、山田洋行の宮崎元専務が出席した宴会に額賀財務相が同席していたとする参議院外交防衛委員会での守屋氏の証言内容を説明。そのうえで、証人喚問での守屋氏証言と曖昧な額賀財務相の発言とどちらが偽証なのか、「真実を国民の前ではっきりと示していくのが国会の役割である」と述べ、参議院で改めて両氏の証人喚問を行う意義と決意を表明した。
また、川内博史国対委員長代理は、参議院財政金融委員会の前日に聴取した守屋氏との電話でのやりとりを紹介。山田洋行元専務、ジェイムズ・アワー元米国防総省日本部長らが出席した2006年12月4日の宴席について、守屋氏が「真実を明らかにするために」として、「宴会に出たか」「宴会の趣旨は」「会の主催は国際研修協会か」「出席者は」などの質問に応じたことを説明した。
山岡国対委員長は、守屋氏の証言には信憑性があるとの認識を明示。一方、与党側が主張する、宴席が開かれていた時間帯には額賀財務相が別の会合に出席していたとする証拠については、裏づけが不十分であると指摘、そうした曖昧な証拠にすぎないにもかかわらず、「意図的に世論を誘導する可能性もある」との見解を示した。
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