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2007/12/04
参院選の民意を受けて堂々と給油新法に反対する 平田参議院幹事長




 平田健二参議院幹事長は27日午後、国会内で記者会見を行い、外交防衛委員会で給油新法が審議入りしたことや本日提出した民主党の議員立法について語った。

 冒頭、平田参議院幹事長は、外交防衛委員会で新テロ特措法案(給油新法)の審議入りに対して、「民意は参院選の結果から我々に議席を与えてくださった。その民意を受けて我々は反対する」と改めて法案に反対の姿勢を表明した上で、「与党にとって本当にインド洋での給油活動は必要だったのか。そうであれば、参院選が終わった後すぐに国会を開いて、審議する時間を確保すべきではなかったか」と、与党の怠慢ぶりを非難した。

 また平田参議院幹事長は、額賀財務大臣の証人喚問見送りについて、「今後の額賀財務相への疑惑追及は守屋前防衛次官の証人喚問若しくは出頭尋問が可能となれば具体的な対応が見えてくる」との見通しを示した。

 さらに平田参議院幹事長は、同日提出した「取調べの録画・録音による可視化法案」「土壌汚染対策法改正案」「在外原爆被害者救済法案」の3本の議員立法について、「会期末に近づいた時期での提出ではあるが、どの法案も国民生活に密着したものである。まずは、法案提出して、早く審議ができるような足がかりとなることを期待する」と国民の生活に根付いた政治を着実に実行していく姿勢を強調した。
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