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2007/12/14
異常な執念、異常な国会と批判 山岡国対委員長が代議士会で




 山岡賢次国会対策委員長は、14日午後の代議士会で、国会会期の再延長、新テロ対策特措法案一本やりの福田内閣の姿勢を、「特別措置法一本という異常な執念、と異常な国会」と批判した。

 また、山岡委員長は、延長国会では、防衛省の水増し請求疑惑を「山田洋行以外にも、600億円ある」として、これを徹底して洗い出していく方針を示した。

 その上で、山岡委員長は、年金記録、肝炎対策など国民生活に直接結び付く課題を「国民の代弁者として各委員会で、徹底して再延長国会では追及していただきたい」と要請した。

 さらに、参議院から党の議員立法として衆議院に送られてきたイラク特措法廃止法案、年金保険料流用禁止法案、農業者戸別所得補償法案などが与党の抵抗によって審議・採決に至っていないことを指摘。「与党が応じないなら、国民に直接訴える、各委員会で決着をつけるように頑張っていただきたい」と要請し、自らも先頭に立つとした。

 最後に、会期延長の反対討論に立つ三日月大造議員が「横暴な決定がなされた。肝炎被害救済、年金記録への対応など、国民生活を顧みない内閣を糾弾する」と決意を表明した。
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